花の苗を上人小へ贈る

過去最多の840株を贈った

 亀川四の湯二区老人クラブの白寿クラブ「輪」(野村幸雄会長、48人)の野村会長、三ケ尻厚志副会長ら3人は13日、別府市立上人小学校(城内一孝校長、279人)に花の苗を贈呈した。
 同クラブの花の苗贈呈は、熊本・大分地震が起きた平成28年から環境美化を通して児童の健全育成に役立ててもらおうため原則、夏と冬の年2回贈呈しており、今回で14回目。
 校長室で行われた贈呈式では、野村会長が「私たちのクラブは今年、創立60周年を迎えました。上人小学校は5年前に創立50周年を迎え、学校挙げてお祝いをしました。皆さんの学校より5歳年上になります。つい最近では皇后陛下雅子さまが還暦の60歳の誕生日を迎えられたという報道もなされており、クラブは皇后さまと同じ年となります。今回は60周年ということで葉ボタンなどの花の苗は、過去最多の840株と肥料10袋を贈ります。花壇やプランタに植えて大事に育ててください」とあいさつ。
 受け取った児童会長の髙橋優心さんが「たくさんの花の苗をいただき、みんなで力を合わせて大事に育てます」とお礼を述べた。
 最後に城内校長が「今年の夏に続き、花の苗をありがとうございます。冬から春にかけて花がいっぱい咲く明るい学校を目指して環境美化活動により一層努めていきたいと思います」と謝辞。
 正面玄関付近の花壇では、学校が事前に土を掘り起こし畝を作って、今すぐにでも植えられるように花の苗の受け入れ準備を済ませていた。