べっぷクリスマスファンタジア

児童約150人が元気に大きな声で
クリスマスソングを歌った

 冬の祭典実行委員会主催の「べっぷクリスマスファンタジア2023」が23、24日、的ケ浜公園やスパビーチで開催され、音楽とシンクロした6先発の花火を市民や観光客が楽しんだ。今回で30回目。
 このイベントは、別府青年会議所(JCI)が30年前に立ち上げた事業で、最初は150人の子どもたちと、ご褒美の花火25発だった。それが今では、県内外を問わず楽しめる、冬の一大イベントに成長した。
 オープニングセレモニーでは、江藤淳実行冬の祭典実行委員長(JCI別府第48代理事長)が「今年は別府市制100周年のプレ事業として、花火を1日千発多く準備しており、最初から最後まで楽しんでいただければと思っています。ブースの左右にフォトスポットとしてイルミネーションを準備していますので、写真を撮って発信してください。今日と明日、天気が良いみたいなので楽しんでください」とあいさつ。
 続いて来賓の長野恭紘別府市長、加藤信康別府市議会議長、西謙二別府商工会議所会頭、西田陽一別府市旅館ホテル組合連合会長、藤川朋文大分合同新聞社別府総局長が紹介された。
 来賓を代表して長野市長が「今年は記念すべき30回目で、毎年皆さんにクリスマスプレゼントとして花火を届けていただいています。コロナから完全に脱却しつつある別府市、皆さんの力でなんとか乗り越えてきた別府市のにぎやかさを取り戻すためにも楽しみましょう」とあいさつした。
 市内の小学生1年から6年生の児童150人が「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」「ケセラセラ」の5曲を歌った。歌い終わると「ブラックサンタ」が登場し、試練としてテーマの「けん玉」を出し、1・2年生、3・4年生、5・6年生の順番でけん玉を披露し、会場から大きな声援があった。上手くいかない子どもも諦めずに頑張った。
 その後、「家族で楽しむクリスマス」として音楽に合わせて色鮮やかな花火6千発が打ち上がった。スマートフォンや一眼レフカメラで撮影する人が多く、大きな花火が打ち上がるごとに来場者から大きな歓声が上がった。
 セレモニー前に、ミス別府のPRタイム、JCIが作製した動画「YOU ARE BEPPU」の生ライブが行われた。
 24日も同会場で、午後6時30分から「OABライブステージ」があり、盛り上がった。午後8時から「恋人たちのクリスマス」をテーマに6千発の花火が打ち上がった。