杵築市は7日午後1時半、市文化体育館で令和5年度「杵築市二十歳のつどい」を開催した。対象は、237人。
三浦夕芽さんが開会宣言。永松悟杵築市長が、出席者を代表して河野朱里さんに記念品と同時に「ふるさとサポーター認定証」を贈呈し「豊かな自然と歴史が息づくふるさとで培った経験と誇りを胸に、若い皆さんの持つ柔軟な発想力と果敢な挑戦でチャンスをつかみ、新しい時代を切り開いていただきたい。これから先も、多くを学び、働き、繋がり合うことが持続可能な社会の実現とこれからのまちづくりの大きな推進力となることを確信しています。贈呈した『杵築市ふるさとサポーター認定証』は、これからもふるさとの誇りを胸に、豊かな感性と柔軟な発想、そして未来に対する希望を持ちつづけてほしいという気持ちを込めています。一人ひとりの人生が、より充実し、輝くことを心から願っています」と式辞。
来賓の堀典義市議会議長と恩師代表をして岩尾晋一郎大内小学校長が祝辞。参加者を代表して、廣岡桃花さんが「これまでを振り返ると、出会いと環境に恵まれ、沢山の人に守られてきたことを強く感じています。どの経験もかけがえのない財産であり、今後の糧になっていくと思います。皆さんと前向きに精進していきましょう」。山田天翔さんは「与えられたものを淡々とやるのではなく、自分で考え、行動して自らアクションを起こしていかないといけません。この国をよくしていくか、現状維持か、壊すのかは若い世代にかかっています。伝統を大切にしつつ、新しいものをどんどん作っていきましょう」とそれぞれ述べた。
第2部は、お祝いメッセージなどのアトラクションが行われた。
式典前には、県立杵築高校吹奏楽部による演奏会や、江戸千家による呈茶席でお茶を楽しんだり、ロビーなどに設置された撮影スポットで仲間で記念写真を撮る姿が見られた。