立命館アジア太平洋大学(APU)の言語自主学習センターで10日午後0時半、書初めイベントが開催され、中国、ベトナム、パキスタンなどの学生約20人が参加した。
同センターの運営を手伝っている学生が企画した。外国人留学生に日本のお正月文化を知ってもらうきっかけづくりとなった。
参加した学生は、全員正座をして、半紙の前に座って、今年の目標を漢字で書いた。スマートフォンを使って、自分の目標にあった漢字を調べて、「継続」「旅行」「友情」「家族」「平和」「愛」「お金」など思い思いの言葉を書いた。なかには、難しい漢字に挑戦するため、時間をかけてしっかりと確認する人も。
書初めは初体験だというミャンマーからの留学生スーインさん(20)は「美術」という文字を書いた。「初めての経験で、楽しかったです。美術が好きなので、今年はもっと美術をやりたいという気持ちで書きました」と笑顔で話した。