大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は22日から、全32店舗の窓口に話し声が大きく聞こえる「軟骨伝導式集音器(イヤホン)」を設置した。
コロナ禍で感染予防のために窓口ではアクリル板を設置し、職員もマスクをしているため、会話が聞こえにくいケースがあったことから、スムーズなコミュニケーションのために導入した。
軟骨伝導式集音器は、外耳周辺の軟骨を振動させることで、外耳道内に作りだされた空気振動を鼓膜が捉えるため、耳の軟骨部分に軽く触れただけで、話し声が大きく聞こえる。イヤホン部分を耳に入れずに軟骨部分に当てるだけでも大丈夫。また、イヤホンは球体のため、使用したあとすぐに除菌を簡単にでき、清潔な状態が保つことが出来る。
みらい信金では「耳の聞こえにくいお客様が、安心して窓口で職員とコミュニケーションをとっていただけるようにしました。お使いいただきたい」としている。