立命館アジア太平洋大学の学生団体「SAS」は、21日午後2時市南部児童館で「絵本で楽しむ英語の世界」を実施した。2歳から13歳までの子ども15人や保護者らが参加した。
英語で読み聞かせをすることで、英語への興味、親しみを持ってもらうのが目的。また、多くの出身国の外国人留学生と触れ合うことで、視野を広げ、多文化への理解を深めてもうおうと実施した。学生は、6カ国11人が参加。
中西康太館長が「別府では、約100の国と地域から約3千人の留学生が勉強をしています。日本のことだけを考えて勉強をすると、少し視野が狭くなります。多くの違った文化があり、支え合いながら発展していくことを少しでも考えてもらえたらと思います。思い切り楽しんでもらいたい」とあいさつ。SASの松井愛花さんもあいさつをした。
まずは、じゃんけん列車で遊んで距離を縮めた。読み聞かせでは、子どもたちに人気の「のんたん」シリーズを英語に翻訳したものをゆっくりと分かりやすいように英語で話した。子どもたちは、真剣に耳を傾け、面白い場面では笑ったりした。また、折紙や英語の手遊び歌で楽しんだ。
最後は、留学生からインド、台湾、ミャンマーなど出身国の文化やあいさつなどを学んだ。