別府市制100周年に合わせ今年夏に写真アルバム「別府市の100年」を刊行予定の樹林舎(本社・名古屋市)は別府の懐かしい写真やネガフィルムを探している。
探している写真は大正ごろから昭和にかけてのもので、軍事教練、国防婦人会、農作業、漁業、祭り、商店街、映画館、温泉風景、鉄道、運動会、子どもの遊び風景、変貌した風景など。カラー写真も歓迎。
懐かしい写真を持っている人は、おおくま書店、楠書房、明林堂書店、大分図書など12ある取扱店の書店に連絡すると、別府市内在住の担当者が連絡の上、都合のいい時間に自宅を訪問し、写真を複写する。取り扱い店への持ち込みは不要で、その場で複写するため紛失の心配はない。複写する際、写真にまつわる思い出話などを取材する。
写真アルバムの特色は懐かしいふるさとの写真約600点を厳選収録し、胸が熱くなる思い出の情景がよみがえる、というもの。
応募締切は2月末日ごろ。写真採用の人に完成本を1冊謹呈する。問い合わせは制作の樹林舎(電話052・801・3144)か発売元の大分図書(電話097・553・1220)。