別府警察署は15日、投資名目の高額詐欺被害の発生を発表した。
市内在住の40歳代女性は令和5年12月10日、SNSを通じて弁護士を名乗る男と知り合った。女性は男とSNSでやりとりをするうちに資産運用を勧められ、男が紹介する資産運用プラットフォームに登録して利用すれば「毎週、数万円の収益を得ることができる」などと言われた。さらに男から「元金が多ければ多いほど利益が出る」などと言われたため、今年1月15日から2月8日までの間、指定された口座や暗号資産のアドレスへ複数回送金するなどし、合計約7700万円をだまし取られる被害に遭った。
女性が収益を引き出せなかったため、2月13日、別府署に相談し被害が発覚した。
同署は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口です。お金を支払う前に家族や警察に相談しましょう」と呼びかけている。