別府進出企業と大学生が集う

仕事のこと、学生生活のこと、就活のことなど
様々なことをざっくばらんに話した

 首都圏に本社があり、別府市に進出している企業と大学生が意見交換を行う「ターミナル別府進出企業と大学生のミートアップ」が11日午後2時、市コミュニティーセンターで開催された。企業から5社9人、大学生22人が参加した。別府市が初めて開催した。
 別府に拠点を置いて頑張っている企業と、今後就職や起業などで社会に出ていく大学生が出会い、繋がり、お互いの可能性を高め合うのが目的。
 今回参加した起業は、アジアクエスト株式会社(情報・通信業)、株式会社つなぐ(営業代行等)、株式会社エムエス製作所(製造業)、株式会社システム・キープ・ヤード(情報通信業)、株式会社TNC(ITサービス、ソフト開発)、株式会社Huber(観光案内所運営)の5社。
 はじめに、参加企業が業務紹介をして、3つのグループに分かれてお茶をしながら、ざっくばらんに話をした。学生からは「就活の時に、将来、起業したいと言ったら不利になるか」「学生生活で今活きていることは何か」などの質問があり、企業側からは「すぐにいなくなる人だという認識はすると思うが、企業の考え方次第」「学生生活で活きていることは、コミュニケーション力」などと答えた。企業側からは、学生の就活の考え方などを聞いた。
 大分県出身で現在は県外の大学に通っている大橋凛さん(21)は「大分での就職を考えていて、とても良い機会になりました。気軽に企業の人と話せる機会は、ありがたいです。いろいろな話がきけて良かったです」。
 参加した企業の迫田邦裕エムエス製作所代表取締役社長は「とても楽しかった。地元の若い人たちのことを知れて、とても新鮮でした。こちらも、学ばせてもらった」と企業、学生どちらも有意義な時間を過ごした様子だった。