ワンベップドリームワード開催

ファイナリストがやりたい事業を
みんなの前でプレゼンした

 別府市と一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKはこのほど、「ワンベップ・ドリーム・アワード2023」を市公会堂で開催した。
 観光産業に新しい風を吹き込む企業・創業の支援や既存事業者の経営革新の促進、次世代を担う人財育成などにより、観光産業の活性化を図る「別府ツーリズムバレー構想」の取り組みの一環として、「別府でチャレンジしたい!」という人を募り、サポーター企業やパートナーの前でプレゼンをする。
 今回は、40組からの応募があり、書類選考で20組を選出。ブラッシュアップ期間を経て、昨年12月にファイナリスト9人が決まった。
 ファイナリストは、サポーター企業などを前に、自分がその事業を考えたきっかけや思いを語り、応援してくれるように訴えた。
 開会式で、長野恭紘別府市長は「夢を持っている人、叶えたい人、別府でやりたいことを実現したい人、ワクワクすることをしていきたいとやってきました。ビジネスが軌道に乗り始めた人もいます。別府に行ったらやりたいことが見つかる、ワクワクできるというようにしていきたい」とあいさつ。
 ウィジェシング・アラクチ・アラビンダさんが「マイ・ベップ・モバイルApp」を皮切りに、木元慎之助さんが「別府再発信プロジェクト2024」、桐谷晃世さんが「別府企業へのオープンネーム方式事業継承支援」、工藤美和さんが「別府の更年期世代の健康投資プロジェクト」、鈴木悠栞さんが「MαIQUEST(高等教育における探究学習の請負事業)」、ムハンマド・アジナス・アハメドさんが「GENECT~世代をつなぐ、世界中から来た別府の孫たち~」、帯刀雅貴さんが「働く人のフィジカルチェック」、西村友紀子さんが「アプリで簡単エントリー!お宿が試合会場に!」、眞次純一さんが「日本酒未来大学」とそれぞれ事業を説明。
 会場で最も共感を得た、アラビンダさんにオーディエンス賞が贈られた。