市内の7中学校で卒業式を挙行

卒業生一人ひとりが北村俊雄校長から
卒業証書を受け取った

 別府市内の7中学校で2日、卒業式が挙行され、856人が学び舎を巣立った。
 市立青山中学校(北村俊雄校長)では、第77回卒業証書授与式が同校体育館で行われ、156人が出席した。
 保護者らの大きな拍手が響く中、卒業生が入場。国歌斉唱後の授与式では、一人ひとりの名前が呼ばれると、卒業生は「ハイ」と答えて、登壇。北村校長から卒業証書を受け取った。
 北村校長が「本日をもって9年間の義務教育を終えられたこと、お祝い申し上げます。一人ひとりに卒業証書を手渡しましたが、皆さんと交わした言葉、笑顔、爽やかなあいさつなどいろいろな思い出がよみがえります。皆さんの引き締まった顔を見ると、成長を感じ非常に頼もしく感じます。この一年間、最上級生として青山中学校を立派に牽引してくれました。力を合わせて大きな事を成し遂げる姿は、1、2年生に希望を与え、伝統として受け継がれると思います。」と式辞。
 教育委員会告辞などがあり、在校生を代表して藏吉さくらさんが送辞、卒業生を代表して山脇一太さんが答辞を述べた。
 最後に、学び舎を後にする156人が「卒業」を合唱し、「青中の歌」を斉唱した。
 保護者は、デジカメやビデオ、スマホで我が子の晴れ姿を納めていた。