大分県警察は8日、定期人事異動を内示した。4月1日付け(3月16日及び31日付を含む)で発令する。
退職者などを除く異動総数は783人で、前年より53人多い。内訳は警視正6人、警視64人、警部136人、警部補174人、巡査部長154人、巡査164人、一般職員85人。
組織改編の概要は▽警戒の空白を生じさせないための体制強化=匿名・流動型犯罪グループに対する取締り体制を強化するため、刑事部組織犯罪対策課に匿名・流動型グループ対策班を新設。警備情報収集体制を強化するため、警備部警備企画課及び外事課の体制を強化など▽生活安全捜査部門の集約=少年・福祉犯罪捜査に関する事務移管に伴い、生活安全部保安課を生活安全捜査課に課名変更など▽「第43回全国豊かな海づくり大会」開催に伴う警衛警備体制の整備=同大会開催に伴う警衛警備に万全を期すため、警備部警備運用課警衛対策室の体制を整備など▽その他組織改編=ICT化を適格に推進するため、警務部情報管理課にICT推進室を新設など―としている。
県警察本部幹部の異動名簿は、次のとおり。幹部以外の別府署、杵築日出署の異動名簿は後日、掲載する。(敬称略、カッコ内は旧職)
【警視正】▽刑事部長(交通部長)幸野俊行▽生活安全部長(警務部参事官兼首席監察官)萩尾伸司▽大分中央警察署長(生活安全部長)足達竜二
【警視正昇任】▽交通部長(交通部総括参事官兼交通企画課長)後藤和樹▽警備部長(警備部総括参事官兼警備企画課長)福岡弘毅▽警務部参事官兼首席監察官(生活安全部総括参事官兼刑事部総括参事官・人身安全総合対策担当兼生活安全部生活安全企画課長)三浦一男