学校法人別府溝部学園ひらた保育園(吉岩健園長)の「園児のお茶の発表会」を8日午前10時、同保育園で開催され、13組の親子が参加した。
園児は、お茶と生け花を隔月で実施している。
同保育園では、いまの社会文化の中でゲームなどの刺激が多く、落ち着いて学ぶ体験する刺激も必要と考えて、保育の中に「生け花」「お茶」の体験を取り入れている。
今回はボランティアの大野ヨシ子さん、道寄好子さんの2人が園児を指導。
初めに園児の前に保護者が正座し、フリーザ、モモなどの花材を使い生けた。続いて、園児がお茶の作法を披露して、保護者にお茶を点てた。保護者はそれを飲んだ後、園児のためにお茶を点てた。
男児は「上手に生け花ができた。お茶も頑張って点てる」と笑顔を見せて、母親は「こんなに上手に花を生けてお茶を点てるなど、子どもが良い経験をさせてもらっています」とそれぞれ話していた。