山の手ひとまもり・まちまもり協議会(平石栄二会長)は、21日午前10時、別府市立山の手小学校(小林敬治校長)で6年生82人を対象に、キャリア教育の一環で、フラワーアレンジメント教室を開催した。
6年生は翌日に卒業式を控えており、式終了後に保護者に手紙と一緒に感謝の気持ちを込めてプレゼントするためのフラワーアレンジメントづくりを行うとともに、花に携わる仕事について知ってもらう。
平石会長が「ものづくり体験をしながら、自分を表現するもの。たった1つの自分の作品を作ってほしい。過程で出来上がりをイメージする想像力が大切。自分の思いを作品に込めてほしい」。小林校長は「日頃お世話になっている家族に思いを込めながら、1つだけの作品を作って下さい」とそれぞれあいさつ。
RYOフローリストのフラワーデザイナーで国家検定フラワー装飾1級技能士でもある森太一営業部長と池本裕将さんが指導。森部長が「茎は斜めに切ると挿しやすい。葉っぱは落としておくと、長持ちする」などとアドバイスをしながら、お手本を作った。「この通りする必要はなく、個性的に好きなように作って」とした。
子どもたちは、カーネーションを中心にアレンジに挑戦。ラウンド型にしたり、高低差をつけたりとそれぞれ工夫を凝らして作っていき「楽しい」と笑顔で友だちと見せ合いながら完成させた。また、地域の人たちも16人参加し、同じ花を使って、一緒にアレンジメントを行った。