別府市内の14小学校で22日、卒業式が挙行され、813人が未来に羽ばたいた。
市立南小学校(利光聡典校長)では、第22回卒業証書授与式が同校体育館で行われ、41人が出席した。
保護者らの大きな拍手が響く中、児童が入場。国歌斉唱後の授与式では、児童一人ひとりの名前が呼ばれ、利光校長が卒業証書を手渡した。
利光校長が「一年間のすべての活動の中に、6年生の『本気』の姿がありました。それまでの5年間をもとに、心を込めて掲げた『ONE TEAM』への熱い思いがありました。どうか皆さん、自分の足跡に『本気』になれる自分に自信を持ってください。一緒に頑張った友だちがいることに、いつもそばで支えてくれた家族がいることに、いつも応援してくれた地域の方々がいることに、そして先生と毎日を一緒に頑張ってきたことに、多くの愛に包まれて育ってこれたことに幸せを感じてください。南小の仲間と過ごした毎日を誇りに思ってください」と式辞を述べた。
市教育委員会の告辞、来賓紹介、祝電披露があり、PTA(利光校長が代理)から卒業生への祝品が授与された後、卒業生から卒業記念品(電波時計2個)の目録が利光校長に手渡された。
最後に、学び舎を後にする41人による旅立ちの言葉があり、校歌と「最後のチャイム」を大合唱した。
卒業生が大きな拍手で体育館から退場。保護者は、デジカメやビデオ、スマホで我が子の晴れ姿を納めていた。