「KYUSHU PROFESSIONAL KICKBOXING vol18」(2月12日、アクロス福岡イベントホールで開催)で行われたウェルター級タイトルマッチで勝利し王者となった高橋浩太さん(28)=BRAVELY GYM所属、別府市上下水道局下水道課技師=は27日午後1時、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
高橋さんはリングネーム「KO―TA BRAVELY」として、前王者の佑悟選手(LionGYM所属)と3分3ラウンド延長1ラウンドで対戦し、2ラウンド1分28秒でKO勝ちし、九州王者となった。
BRAVELY GYM代表の伴政和さんがタイトル獲得について「見事にKO勝ちし、九州キックボクシング協会のチャンピオンとなり、史上最強の水道局員が誕生しました」と報告。
長野市長が「試合に行く前に『チャンピオンになってまた来ます』という約束を守ってくれて、嬉しい。史上最強の別府市役所職員だな。今回で5戦5勝。これから日本、世界をめざしてほしい。ここから先も練習を重ねていき、ケガをしないように。次の世代の模範となるので、ぜひ頑張ってほしい」、大野高之いきいき健幸部長、豊田正順スポーツ推進課長がそれぞれ感想を述べた。
王者の高橋さんは「いつもの練習の成果を出して、今回の結果があったと思います。満足はしていないので、どんどん上に行き、最強の別府市役所職員になります。目標は日本一、そして世界一」と試合の振り返りと今後の抱負を語った。
写真撮影後、高橋チャンピオンは「勝負してみようと、3年前の12月にBRAVELY GYMに入りました。毎晩さまざまな階級、レベル、タイプの人と練習(スパー)ができることが要因の一つ。3~4カ月に1回、試合をします。今回の対戦相手が左利きの選手だったので、GYM所属の左利きの選手と練習し距離感や感覚を研ぎ澄ませました。次の試合も勝てるように、毎日大事に練習をしていきます。日本一、いずれは世界一になります」。
伴代表は「次戦は6月2日にBRAVELY GYM主催の『KODO魂動』でノンタイトルマッチで戦います。今後は上のステージに行こうと考えています。関東圏内のベルトを狙っていくということ。基本的には日本王者とは関東圏内のベルトなので、試合に勝っていけばおのずとそこに到達するので、それをめざす」とそれぞれ語った。