別府市荘園の七ツ石稲荷神社で3月24日午前10時、初午祭(はつうまさい)が行われた。初午祭は、五穀豊穣などを願う祭り。
同神社は、石垣原合戦の後、雑木林にある大石の周辺に白狐が現れると噂になり、この大石を拝むようになったといわれている。「七ツ石」の名前は、大きな石が7個あることからつけられており、最大のものは周囲16㍍にもなる。
神事が執り行われ、敷嶋正敏奉賛会代表や田原康行別府荘園七つ石を守る会会長、齋藤哲荘園自治会長をはじめ、参列者が玉串を奉納した。
例年、多くの人が参加してイベントも行われて賑わうが、今年は、時折強い雨が降ったことから、関係者約20人が参列した。
神事終了後、参列者におせったいとして、お菓子が配られた。