別府市みどり監視員を委嘱

出席した委員2人に委嘱状を交付した

 別府市は、令和6年度みどり監視員委嘱式を25日午前10時、別府市役所で行った。
 みどり監視員は、別府市環境保全条例などに基づいて委嘱され、良好な自然を保護育成するために、保護地区、保護樹などの監視、自然環境を疎外する伐採や掘り起こし、開発、焼き払いなどの行為の監視を行い、異常があれば通報や状況の報告を行い、環境緑化の推進と指導を行う。
 委員は9人で、全員再任。それぞれ内成、東山、城島・山の口、市街地、実相寺石垣、明礬・鉄輪、亀川、関の江・野田、天間の9地区をぞれぞれ担当し、自然保護活動を行う。任期は2年。
 委嘱状交付式には、園田喜久男さん(内成地区)と渡辺広重さん(明礬・鉄輪地区)が出席。
 岩田弘副市長が委嘱状を手渡して「自然環境の保護、緑化の推進という重要な職務をお引き受けいただき、感謝します。海、山、温泉といった豊かな自然に恵まれており、第4次別府市総合計画においても、自然環境の保全を目標の1つに掲げ、豊かで住よい暮らしの実現を目指している。保護地区や保護樹は、将来にわたって保全すべき貴重な緑の財産です。現状の監視等をお願いし、豊富な知識を活かしていただき、共に美しい山並みや保護樹林等を将来に引き継いでいきたい」とあいさつした。監視員は次のとおり(敬称略、カッコ内は担当地区)。
 園田喜久男(内成地区)田原愼治(東山地区)小野範義(城島・山の口地区)庄正司(市街地区)安部寛道(実相寺・石垣地区)渡辺広重(明礬・鉄輪地区)加藤信治(亀川地区)右田政幸(関の江・野田地区)久保弘美(天間地区)。