大分県障がい者スポーツ大会

全国大会に向けて
全力で県大会を戦うことを宣誓

 日出町は9日午後3時、第19回大分県障がい者スポーツ大会の日出町選手団結団式を中央公民館で開催した。
 日出町選手団は、宇都宮博介護福祉課長を団長に、39人。卓球、陸上、フライングディスク、水泳に出場する。
 本田博文町長が団旗を宇都宮団長に手渡して、「日出町の障害者スポーツはレベルが高くなっており、全国大会で活躍する人が増えています。今年は、パリパラリンピックが開催され、障がい者スポーツに対する関心が高まってきています。皆さんが、スポーツに頑張ることは、他の障がい者への活力にもなっていると思います。県大会では、爽やかな汗を流し、他の選手と交流し、全国大会を目指して日頃の練習の成果を発揮して頑張ってもらいたい」とあいさつをした。
 来賓の金元正生議長が「スポーツを通して、これまで鍛錬してきた力をいかんなく発揮し、障がい者の自立を図り、共生社会を作るためにも、意義深い大会。アスリート魂で希望と勇気と元気と日出町の明日をひらくためにスポーツを通してメッセージを町民に伝えてほしい」と激励した。
 宇都宮団長が「力強い励ましの言葉をいただき、身が引き締まる思いです。昨年は、多くの選手が各競技で好成績をおさめることができ、6人が大分県代表として全国大会に出場し素晴らしい成績を残しました。今年も、さらに良い成績が残せるように頑張ります」と述べた。
 選手を代表して、フライングディスクに出場する諸富千穂さん(29)が「選手一同は、特訓の成果を発揮し、最高の思い出となるように全身全霊、全力で頑張り抜くことを誓います」と力強く宣誓をした。
 大会は、11日に卓球、12日にボッチャ、18日に開会式と陸上競技、フライングディスク、19日に水泳、25日にボウリングがそれぞれ行われる。