外国人も将棋を楽しむ

初めての将棋に悪戦苦闘しながらも楽しんだ

 第82期名人戦七番勝負第4局別府対局の開催を記念して、将棋初心者と外国人を対象とした将棋教室が18日午後2時、市公会堂で開催された。23人が参加した。
 講師は、将棋全国大会第1回令和最強戦優勝の竹下貴重さん。ほとんどの人が将棋初体験という外国人に対して、まずは動物将棋で楽しいという気持ちを持ってもらい、本格的な将棋盤で駒の動かし方などを学び、対戦。駒を並べるのにも苦労する姿が見られたが、駒ごとに動ける範囲が書かれた紙を見ながら、思い思いに楽しんだ。
 APU学生のマーティンさん(25)=ノルウェー出身=は「友だちに誘われて、初めて参加しました。面白かったけど、難しかった」と話した。