わたげの会に感謝の記念品贈呈

長野市長から「わたげの会」に
記念品が贈られた

 別府市は20日午後3時45分、市役所で声の市報ボランティア「わたげの会」に記念品を贈呈した。
 「わたげの会」は、たんぽぽの胞子(奉仕)が空を飛んで、いつかどこかで花を咲かせるようにという思いを込めてつけられた。昭和51年、県下11市(当時)の市報で初めて「声の市報」を作成し、現在49年目。視覚に障がいのある人が、別府市からの情報を得ることが出来るように、毎月、テープに吹き込んでいる。メンバーは12人で、2つの班に分かれて、交代で吹き込みを行っている。声の市報の利用者は、39人。
 贈呈式には、6人が出席。長野恭紘別府市長が会を代表して五嶋晴代さんに記念品を手渡した。長野市長は「思いを紡ぎながら活動を続けている皆さんに、感謝します。視覚に障がいのある人にとって、声の市報は大切なツールです。これからも、お願いします」とあいさつした。
 出席したメンバーは「どれほど役に立っているのかと不安もありますが、39人が利用してくれていると聞き、頑張りたいと思いました」「自分なりに休まないように頑張っています」など思いを話した。