日出ロータリークラブ(加賀山茂会長、16人)は、創立40周年記念式典を2日午後1時半、城島高原ホテルで開催した。約200人が参加。
同クラブは、別府東ロータリークラブを親クラブに、昭和59年6月に22人のチャーターメンバーで発足した。「親睦」を基礎に、主に青少年奉仕活動に力を入れて取り組んでいる。
第1部の記念式典では、オープニングアトラクションとして、馬場子供神楽が「岩戸開き」を披露した。鈴木貫史式典実行委員長が「式典をするに当たり、2つのことを決めました。1つは、豊後三賢人の1人の帆足萬里の講演会をする。2つ目は、京都朱雀RCによる京都祝舞等を披露してもらうこと。楽しんでほしい」とあいさつした。
加賀山会長が「別府東RCを親クラブに1984年に設立され、様々な奉仕活動をしてきました。特に、次世代を担う青少年奉仕活動に力を入れてきました。継続することの意義を感じています。38回目を迎えた少年野球大会や花育、昨年度からは子ども食堂を運営しています。独自に運営をしているクラブはそうないと思います。これからも、青少年に対する奉仕を中心にやっていきたい」と歓迎のことばを述べた。
来賓の本田博文日出町長は「26日に、日出町出身の柳川大晟選手(日本ハムファイターズ)がプロで初先発、初登板をして勝ちはつかなかったですが、将来を期待する選手になりました。柳川選手もRCの大会に参加していた」。膳所和彦RI第2720地区ガバナーは「日出RCは、地元愛が強く、歴史や伝統を大切にしているクラブだという印象を持っている」。笠木隆弘別府東RC会長も「皆さんと協力しながら、ロータリーの理想の実現に向けて、一緒に歩めることを楽しみにしている」とそれぞれ祝辞。
また、これまでそれぞれに交流をしていた、大分1985RC、玖珠RC、日出RCが姉妹クラブ締結を行ったことを発表。京都朱雀RCともバナー交換を行った。
第2部は、平井義人日出町歴史資料館・帆足萬里記念館長が「帆足萬里」と題して、記念講演を実施。第3部は祝賀会が行われ京都祝舞などで盛り上げた。