全国豊かな海づくり大会リレー放流

「大きくなってね」と気持ちを込めて、園児や児童がマコガレイの稚魚を放流した

 第43回「全国豊かな海づくり大会~おんせん県おおいた大会~」の関連事業として、第31回リレー放流が6日午前10時、関の江海岸で行われた。別府市立亀川幼稚園児、亀川小学校の1、5年生約120人が参加。
 別府市では毎年、関の江海岸で大分県業業協同組合別府支部青年部(三ケ尻正二部長)を中心に、大分県東部振興局などと連携して放流事業を続けている。
 今回は、例年よりも大きな約10㌢のマコガレイの稚魚約500匹を放流した。
 はじめに、脇文生県漁協別府支部副運営委員長が「放流したマコガレイは、皆さんと同じように大きく成長して帰ってくると思います」。志賀貴代美校長は「めったにない経験なので、しっかり大きくなって亀川に戻ってきてとの思いを込めて交流しましょう」とそれぞれあいさつした。県職員がマコガレイの成長などについて説明。
 1つのバケツに4匹ほどの稚魚が入れられ、子どもたちは「大きくなってね」と思いを込めながら波打ち際で放流。幼稚園児には5年生も手伝ってあげて、みんなでマコガレイの成長を願って、海の中を泳いでいく稚魚を見送った。