日本赤十字社の別府市地区奉仕団

令和5年度の活動などについて報告を受け、
意見交換をした

 日本赤十字社別府市地区奉仕団(内田淳子委員長)は、令和6年度の校区正副委員会を13日午後2時、市役所で開催した。23人が出席した。
 地区長の長野恭紘別府市長が「近年、全国的に大規模な災害が起きて、そのたびに人々が住む家をなくしたり、復興・復旧が進まなかったりしています。災害等の場合にいち早く救助の手を差し伸べる力が生きていく力につながっていると思う。大変だと思いますが、困っている人、助けを必要としている人の助けとなれるように一緒になってやっていきたい。しっかりと皆でスクラムを組んでやっていければ」。
 内田委員長は「日赤奉仕団の委員は、赤十字の人道・博愛の精神にもとづき様々な活動をしています。各校区の委員の皆さんが集まる貴重な機会。活発な意見や質疑をいただき今年度の活動方針を決めていきたいと考えているので、よろしくお願いします」とそれぞれあいさつした。
 議事に入り、令和5年度主要行事・会計決算、社資募集事務費交付について報告、令和6年度日赤活動資金募集目標額設定について審議、承認した。昨年度は、「赤い羽根共同募金」や「歳末たすけあい募金」の街頭募金、福祉まつりや消防出初式への参加を行った。例年、校区ごとに達成率に差があることから「災害期は、社資を払っていないから支援しないということにはならない。日頃から、協力してもらえるようにしていくようにする必要がある」との意見が出る。今回も同様の意見が出て、理解し協力してもらうためにどうしたらよいか、意見交換をした。