厚生環境教育など3委員会で審査

厚生環境教育委員会で高齢者福祉課などが
議案内容を説明した

 令和6年第2回別府市議会定例会は17日午前10時から、厚生環境教育、観光建設水道、総務企画消防の各委員会が議案審査を行った。
 厚生環境教育委員会(安部一郎委員長、8人)では、高齢者福祉課、ひと・くらし支援課、子育て支援課、健康推進課、保険年金課、スポーツ推進課、教育政策課から出ている10議案について審査した。
 寺岡悌二市教育長、矢野義知教育部長、稲尾隆教育部次長、森本悦子教育政策課長らが出席した。
 森本教育政策課長が中学校の施設整備に要する経費について説明した。
 日名子敦子議員から「現在、図書館の工事で別府市役所西側の駐車場が使えないなど駐車場の減少から、旧山の手中学校を臨時駐車場にするとのことですが、どの程度減っているのか」と質問。森本課長が「文化ゾーン約200台が使えました。今は工事現場のため、使えません」、稲尾次長が「図書館が出来れば、図書館、来場者用で150台、市役所西側の駐車長90台の計240台が使えるようになります」と答えた。日名子議員が「解体して駐車場に、ということはどのような話からなったのか」と質問。森本課長が「令和3年11月に住民公聴会を行い、その後に調査を行い、校舎の利活用は難しいという意見があった。それをふまえて、令和4年3月に山の手中学校跡地利活用方針を策定。利活用方針については、民間事業者への売却または借地によって市が求めるものを実現すると書かれています。サウンディング調査をした際、このまま使うのは難しいとなり、令和6年4月24日の会議によって解体が決まった」と答えた。山本一成議員、中村悟議員も中学校の施設整備に要する経費について質問した。
 また観光建設水道委員会(穴井宏二委員長、8人)、総務企画消防委員長(森山義治委員長、9人)もそれぞれ審査した。
 各委員会報告は第2回別府市議会最終日の25日に行われる。