別府市教委がグローバル人材育成

学習した成果を流ちょうな
英語で班ごとに発表をした

 別府市教育委員会は、令和6年度別府市グローバル人材育成推進事業として、小・中学生の大学キャンパス体験学習を立命館アジア太平洋大学(APU)で開催している。来年1月31日まで、市内の小中学生がAPUを訪れるなどして大学生と交流する。これまで、小学生を対象としていたが、今年度は、初めて中学生も対象とした。
 大学生との交流を通して、多様な価値観を持った人たちのことを理解し、協働しようとする態度を育成するとともに、国際理解教育の推進を図るのが目的。小学6年生と中学3年生は対面で、他の希望する児童・生徒はオンラインで実施する。
 21日午前10時半、市立青山中学校の3年生約120人が参加して、APUキャンパスで体験学習が行われた。APU生の中山陽平さんがAPUでの学生生活について、ケイさん(インドネシア出身)、タルさん(スリランカ出身)、アンドリューさん(コロンビア出身)が出身国の文化、食事、観光スポット、言語などについて英語で紹介。
 また、青山中学校の生徒3班が山口県、広島県、京都の清水寺について調べた学習成果を英語でプレゼンテーションした。生徒たちは、流ちょうな英語で調べたことを説明。カフェテリアで昼食後、学生にインタビューをするなどして交流した。