別府市は、令和6年度市民活動支援補助金の第2次審査を21日午後1時半、公開プレゼンテーションで行った。市民活動促進・活性化部門の一般枠3団体、学生枠4団体がそれぞれが行いたい活動について、プレゼンを行った。
地域の課題解決に向けて、NPO法人や学生など市民活動団体を支援することで、別府市との協働のまちづくりを推進するのが目的。
第1次は書類審査を行い、最終審査として実際に団体から取り組みについて話を聞いた。市民活動促進・活性化部門では、公益性、実現性、課題把握、協働性、発展性、主体性、プレゼン力を5段階で評価。
吉澤清良審査委員長(立命館アジア太平洋大学教授)が「協働のまちづくりを更に推進するという目的がある。例年以上に多くの応募があり、別府市にとってすごく良いこと。書面上からは読み取れなかったこともあると思う。書類で表現できなかったこともあると思う。考えや思いを伝えてもらいたい」とあいさつ。
一般枠では、多様な人が支え合うコミュニティ創り、子どもたちの夢を応援するイベント、インクルーシブなタウン情報誌の創刊。学生枠では、フードパントリー活動やジビエ料理、地域活性化、子どもたちの異文化間能力を育む活動についてやりたい事、取り組み計画などを説明した。委員からは、取り組みへの具体性や活動による効果についてなどの質問が出た。
28日にも午後1時から市役所5階大会議室でNPO活動推進部門の公開プレゼンが行われ、4団体が健康増進、在住外国人サポーターの養成などについて説明する。市民活動促進と同じ7つの項目に組織強化を加えて評価を行う。審査委員会で話し合い交付団体を決定する。