「湯けむりライドシェア」地元説明会

26日から実施される「湯けむりライドシェアの
実証運行について住民に説明をした

 別府市は、26日から実証運行を開始する、南部コミュニティバス「湯けむりライドシェア」について22日、住民説明会をサザンクロスと南部地区公民館で開催し、それぞれ約30人が出席した。
 公共交通の空白地帯での移動手段の確保のため、定時定路線でのライドシェアの実証運行を行う。平日の午前8時から午後1時までの間で、1日10便。湯都ピア浜脇をスタートしてゆめタウン別府、秋葉通り、永石通りなどを経由して、湯都ピア浜脇に戻ってくるコース。1号車は最大8人、2号車は最大5人乗車できる。
 料金は、1乗車200円(小学生以下無料)で、市が行っている「ひとまもり・おでかけ支援回数乗車券」も利用できる。バス停は、各停車位置の地面にシールを貼る。令和7年5月まで行う予定。
 佐藤浩司市企画戦略部次長が概要を説明。路線は左回りのみのため、例えば松原公園から乗車してゆめタウン別府に行く場合は、一度、湯都ピア浜脇で降りる必要があるため、乗り継ぎをする場合は1日1回、無料で乗り継ぐことができる。「あくまでも実証運行なので、アンケートを取りながら、利用状況を見ながら、ルートなどを考えていく。ルートを外れた地域には、話し合いをしていきたい」と話した。