難病を患った子どもの夢を叶える慈善団体「メイク・ア・ウィッシュ」のチーフアドバイザーで肝内胆管がんと戦い終末期医療を視野に入れ自分の夢と向き合っている大野寿子さんの講演会「夢の種を蒔く~大野寿子MyStory~」が24日午前10時、楠町の税理士法人羽生会計事務所3階で開催し、外部15人、同所利用者、職員の計約50人が出席した。
羽生正宗代表のあいさつ後、大野さんが講師を務め、講演した。
自身のこれまでの自身の歩みや団体が難病を抱えた子どもたちの夢を叶えた事例などを説明した。また、子どもの夢を叶えたときに撮影した動画を全員で見た。
大野さんは「日本中の子どもたちにこの活動を知らせたいと思い、子どもが申し込んだらいつでも動けるだけの人脈とお金の力を持ちたいと考えました。そこから私の種蒔き人生が始まりました。この活動は三輪車のようなもの。前輪は『子どもたちの夢』で、絶対に間違えられないもの。後輪は『お金を集めること』と『広報活動』でした。それを思いながら多くの人と活動してきました。実際には多くの自立したボランティアの人たちが協力してくれました。そして、みんなで一緒に喜んできました」と述べた。
最後に質疑応答があり、来場者から質問や感想があった。