別府RC杯軟式オレンジボール大会

決勝戦を制した境川ジュニア

 第12回別府ロータリークラブ杯争奪軟式オレンジボール学童野球大会の決勝戦が16日、野口原ソフトボール場Bで開催された。別府市軟式野球連盟主催。
 オレンジボールは、小学3年生以下の子どもたちで構成するチームで試合を行う。使用するのは、軟式D号ボール、通称オレンジボールで、試合は5回まで。
 別府市内外から11チームが出場し、5月からトーナメント方式で実施してきた。
 決勝戦は、境川ジュニアと大平山・朝日合同ジュニアの別府勢同士の対戦となった。1回表、境川が走者を1塁に置き、3番の大友選手がレフトへ2塁打を放ち、1塁走者が生還し、1点を先制した。3回表には、先頭打者が出塁すると、2番の大山選手がランニングホームランを放ち2点を追加。さらに、四球で出塁し、5番の茨木選手がヒットで1点、6番二宮選手もヒットを放ち1点を入れ、この回一挙に4点を入れた。
 大平山・朝日も3回裏、ヒットで出塁すると、4番の山下選手がランニングホームランを放ち、2点を入れ、4回裏にもショートゴロからファーストへの送球が逸れて、走者は2塁へ。8番の長尾選手がレフトへヒットを放ち1点を追加して、追い上げを見せた。しかし、5回表に境川がさらに1点を追加して突き放し、6ー3で優勝した。
 最優秀賞は、一度は交代したものの再び登板して大平山・朝日を抑えた境川の帯刀健慎選手が、敢闘賞は、ランニングホームランなどで活躍した大平山・朝日の山下煌華選手が選ばれた。