別府市教育長杯ペタンク大会

児童は協会員に投げ方のコツなどを
教えてもらいながらプレーした

 別府市ペタンク協会(大塚正信会長)は「第8回別府市教育長杯ペタンク大会」を28日午後1時15分、市立東山小学校(谷川芳明校長、38人)体育館で開催し、全校生徒が体験した。
 開会式で、大塚会長が「皆さんにペタンクを紹介し、実際に練習をする時間にしています。貴重な時間をいただいています。別府市ペタンク協会は毎年、どこかの小学校へ行きペタンク教室をしています」とあいさつし、ペタンクの歴史を説明した。和田健二いきいき健幸部長が寺岡悌二市教育長のメッセージを代読した。
 全校児童が14チームに分かれて、プレー開始。屋外であれば鉄球を使うのだが、今回は雨のために体育館で実施。床面を傷つけにくい室内用ボールを使った。他の球技などと違い、運動神経や年齢に関係なく楽しめるスポーツのため、誰でもヒーローになれるスポーツ。
 児童は協会員から投げ方を教えてもらい、投げたり転がしたりしていた。ボールの行方に一喜一憂しながら徐々に慣れてくると、ビュットに近い相手のボールに当てたり、ビュットの近くに寄せるために相手のボールをはじいて道を作るなど戦略を立てて、ペタンクにのめり込んでいた。
 「楽しいし、面白い!」と言っており、終了間際には「まだやりたい」との声があった。
 終了後、武蔵一恩児童会長=6年=が「今日は私たちのためにペタンクを教えていただき、ありがとうございました。ボールを黄色いボール(ビュット)に近づけることが楽しかったです。またこの学校でペタンクをしたいです」と述べ、参加児童全員で「ありがとうございました」と同協会の皆さんにお礼を述べた。