日本公衆電話会「こども手帳」寄贈

子どもたちの安全安心のために
「こども手帳」を贈った

 公益財団法人日本公衆電話会(阪本作郎会長)の大分支部(荒金一義支部長)は4日午前11時半、別府市教育委員会に「こども手帳」822冊を寄贈した。
 同会は、昭和26年に鹿児島で発足した「電話会」をはじめ、翌年以降に全国に広がった。47年に財団法人となり、平成24年に現在の名称となった。幅広い社会貢献活動を推進している。「こども手帳」もその一環で、全国の支部が市町村に寄贈している。犯罪から身を守ることや公衆電話の使い方、スマホやインターネット使用のルール、交通安全、防災対策などについて書かれている。大分支部は今年、別府市と大分市に送った。別府市は公立小学校4年生(753人)に配布される。
 日高強九州統括支部担当部長が「子どもたちが自ら考え、行動できるようにという趣旨で作成しているものです。利用してもらえればと思います」とあいさつ。森堤司大分支部副支部長が寺岡悌二教育長に冊子を手渡した。寺岡教育長は森副支部長に感謝状を手渡して「子どもたちの安全安心の確保は、重要です。手帳を活用して社会のルールを守り、自分の一番大切な命を守れるようにしたい」とお礼を述べた。