サルが群れで出没

サルが群れで原町に出没した=市民提供

 原町の住宅街で9日夕方、十数匹のサルの群れが目撃された。子どもを連れたサルもいた。
 集団で現れており、同町の住民が見かける前に山の方角で爆竹の破裂音のようなものが聞こえており、室内にいてもサルの大きな鳴き声が聞こえたという。また十数匹の群れで離れた場所を歩いていても、恐怖を覚えたと語った。
 サルから人へのBウイルス(アジア産マカク属の霊長類が保有するα―ヘルペス属ウイルスで、ヒトでは単純ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルスに相当するウイルス)感染経路として、サルに噛まれたりひっかかれた際にサルの唾液が傷口に付着することがもっとも多い。
 サルと出会ったら①目をじっと見ない。視線が合ったら、そらす②かわいいからといって、エサを与えない・見せない③サルが興味を持って近づいてきたら、ハンドバッグなど手荷物をその場に置いて後ずさりする④むやみに騒ぎ立てない―などの注意が必要。
 はぐれサルを見たときは、別府市役所農林水産課(電話21・1133)まで。