APUオープンキャンパス開催

米山学長(右)らが
APUでの学びについて話をした

 立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)は13、14日にオープンキャンパスを開催し、中高生や保護者など多くの人が訪れた。
 14日は特別企画が行われ、午前10時25分から米山学長と在校生特命副学長ジャハ・アシュミさん(国際経営学部2回生、インド出身)が在校生特命副学長が考える大学の将来像や大学の在り方などについてディスカッションを行った。午前11時からは、米山学長と小澤忠総合型選抜専門塾AOI代表が「あたなの未来を拓く選択肢としての総合型選抜ー専門塾の視点・大学の視点」をテーマに話をした。
 総合型選抜は、大学入試方法の1つで、高校での成績や小論文、面接などで人物を評価して入学の可否を判断する制度。受験生の能力や適正、学習に対する意欲などを時間をかけて総合的に判断する。高い学習意欲と学びへの明確な目的意識が評価される方法で、拡大傾向にあるという。小澤代表は「以前は、大学進学は4人に1人でしたが、現在は5人に3人ぐらい。自分に合った入試方法を選ぶ時代」として、ポイントをアドバイスした。
 米山学長は「何故、APUを選んだのかということが大事。人間力を見ますが、教科の勉強もおろそかにしないでほしい。自分の経験を大事にして、夢をしっかり持ってもらいたい。一人ひとりの選択が大事だということを意識して、準備をしてほしい」など話した。
 学生によるキャンパスツアーやAPハウス(寮)ツアー、模擬授業、個別面談などが行われ、参加者は興味深そうに見て回り、質問をするなどしていた。