小川さん、渡邉さんが市長に受章報告

受章を報告した
小川さん(前列左)、渡邉さん(前列右)

 今春の叙勲で瑞宝単光章を元別府市消防団第16分団長の小川健さん(76)=天間、消防団歴41年9カ月=、第42回危険業務従事者叙勲で瑞宝双光章を元別府市消防本部消防長の渡邉正信さん(70)=石垣西、消防歴42年=をそれぞれ受賞した2人が12日午後3時15分、別府市を訪問し、受章報告をした。
 岩田弘副市長(市長代理)が「皆さまの受章は、ご家族はもちろん別府市民にとって大変喜ばしいこと。お二人とも長きにわたり、市民や観光客の生命、身体、財産を守るとともに、消防力の強化・充実にご尽力をいただき、感謝申し上げます。今後もご健康にご留意いただきますますご活躍されることをお祈りいたします」と市長のメッセージを代読した。。
 小川さんが「この度、令和6年春の叙勲ならびに第42回危険業務従事者叙勲の具申にあたり温かいご推挙により、このように素晴らしい章を受章することができましたことに、心から感謝申し上げます。この受章を機に、これまで培ってまいりました『防災に対する知識』を、これまで以上に市民や地域住民のために役立ててまいりますことをお誓い申し上げます」と代表謝辞を述べた。
 岩田副市長や浜崎仁孝消防長との歓談、記念撮影終了後、渡邉さんは「身に余る光栄で感激しています。勲章を入れた額に手を合わせる機会が多くなりました。これまで消防長として講習の最後などで『自助、共助が大切』と言い続けてきたので、今後も伝えていく。多くの人に感謝を言いたいのですが、消防は24時間勤務なので家庭を守ってくれた女房に改めて感謝の意を伝えたい」と話した。