大分県は24日、第29週(15~21日)の新型コロナ感染状況を発表した。58の医療機関から1393人の報告があり、1医療機関あたりの感染者数は24・02人と前週の1・2倍で、引き続き注意報レベルの10人を大きく上回り、感染が拡大している。
保健所別では、大分市が29・60人と警報レベルの30人に迫る勢い。次いで、南部が27・60人、別府市のある東部も26・67人と高く、西部22・40人、北部17人、豊肥14・80人となっていて、全ての地域で注意報レベルとなっている。暑い日が続き、エアコンなどを使用して、換気が減っていることが考えられることから、県ではエアコン使用中でもこまめな換気をするように呼びかけている。また、夏休みとなって人の往来も増えており、今後はお盆にかけてさらに人の流れが活発になることが予想される。うがいや手洗い、必要に応じたマスクの着用など、基本的な感染対策をしっかりとすることが大切。
別府市でも、ホームページで注意を促したり、庁内放送で市民に感染対策を呼びかけるなどしている。