藤画伯、船内で水彩画講師

「元気です。行ってきます」と藤祥州画伯

 別府市馬場町の画家、藤祥州さん(72)が昨年に続き今年も世界一周の船旅に出る。8月16日に横浜港を出発、12月1日に同港に帰着する。その間、シンガポール―ケープタウン―モロッコ―ポルトガル―英国―アイスランド―ニューヨーク―パナマ運河―ペルー―イースター島―タヒチと回る108日間。
 今回も旅の間、水彩画教室の講師を務める。「健康だからできる」と藤さん。乗客の平均年齢は70代半ば。寄港する先々でスケッチし、船内で色をぬって仕上げる。
 藤さんの水彩画教室は参加者に好評で「パシフィックワールド号」(7万7千トン)に今年も申し込んだところ、採用された。
 寄港地は藤さんが行ったことのある場所ばかり。そのため早くも来年のカレンダーを作った。1、2月「ポルト風景」▽3、4月「アイスランドのオーロラ」▽5、6月「マンハッタンの夜景」▽7、8月「マチュピチュ」▽9、10月「イースター島好天」▽11、12月「タヒチ好天」
 このカレンダーにスポンサーを募集しており、100部で5万円。連絡先は電話090・3132・8779。