熱中症警戒アラート発令

 気象庁は28日午後5時、大分県熱中症警戒アラートを発令した。
 それによると、29日は気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある。室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとるよう呼びかけている。
 予想される日最高暑さ指数(WBGT=気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数)は▽34=大分▽33=中津、豊後高田、日田▽32=国見、院内、杵築、犬飼、蒲江▽31=宇目▽30=玖珠、湯布院、竹田、佐伯―となっている。
 また予想最高気温は▽大分37度▽日田37度▽中津35度▽佐伯34度。
 脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、体に障がいのある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」と呼ばれている。これらの人は、自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施するよう呼びかけている。