別府市の環境保全審議会開催

委員を代表して、
明石氏に委嘱状を交付した

 別府市は、環境保全審議会の委員委嘱状交付式と第1回審議会を23日午後2時、市社会福祉会館で開催した。
 委員は、学識経験者や民間団体、市議、行政職員18人で構成されている。任期は、2年。
 田邊裕市民福祉部長が委員を代表して、明石光伸県厚生連鶴見病院名誉院長に委嘱状を手渡して「自然環境や生活環境の保全に関する重要な事案について、調査・審議してもらいます。環境に関する様々な分野がありますが、1つとして地球温暖化があります。国は、脱炭素に向け様々な施策がされていますが、気温は年々上昇しています。別府市では、新たに熱中症の特別警戒アラート発表時における情報発信、クーリングシェルターの運用をしています。重要な案件については、審議会で豊富な経験をいかした審議をお願いします」とあいさつした。
 引き続き、第1回審議会を開き、会長に明石氏を、副会長に大平順治別杵速見森林組合総代を選任した。明石会長が「環境問題、特に地球温暖化で何が起こるか分からないこの時代で、市民のために自然環境がきちんと残せるようにする責任があると思います。あらゆる専門家がいるので、ご意見をいただきながら審議させてもらいたい」とあいさつ。
 審議会の概要や保護樹等行為許可について、枯れ枝の撤去や道路部分まで伸びて危険な枝の除去などを行ったことの報告を受けた。