世界ジュニア相撲大会で日本代表に

日本代表として世界ジュニア相撲大会に出場することを報告した後藤選手(中央)

 別府市出身の後藤なぎさ選手(16)=鳥取城北高校2年=が、日本代表として9月7、8日にポーランド共和国のクロトシンで開催される「2024世界相撲選手権大会」のジュニアに出場するため、1日午後3時、長野恭紘別府市長を訪れた。
 後藤選手は別府市で生まれ育ち、2019年に第1回わんぱく女子相撲で大分県代表に選出されると、全国大会で4位入賞を果たした。その後も全国大会などで上位の成績を収めてきた。昨年、鳥取城南高校に入学し、女子相撲部で活躍を続けている。
 世界ジュニアでは、女子個人無差別級と団体では中堅を務める。同大会への出場は初めて。
 市役所を訪れたのは、後藤選手、須藤愛鳥取城北高校女子相撲部顧問、嶋幸一大分県相撲連盟会長(県議)、権藤和雄後援会長、両親、祖父母。大会に出場することや普段の練習などについて話をした。長野市長は「優勝をして、また報告に来てくれるのを待っています」とエールを送った。
 後藤選手は「自分の得意なのは、押し相撲や突っ張り。海外の選手の中には、自分よりも倍以上大きい選手も沢山います。自分の相撲をとって、世界一になりたい」と意気込みを話した。