別府大学国際経営学科は観光マネジメント「観光業界の実務担当者による出前授業」をこのほど、同大学で開催し、学生約80人が出席した。
出前授業は5月7日から7月9日の間、5回にわたり実施。観光業界のサービス・ホスピタリティや航空、ホテル、交通機関の仕事についてより理解を深めるため、業界の実務担当者に登壇していただき、出前授業をした。
最終となる5回目の講師は、日本航空(株)JALふるさとアンバサダーの花島良子さん。JALふるさとアンバサダーとは、客室乗務員が自身の故郷やゆかりのある地域の活性化のために仕事をしたいという想いを強く持ち、社内公募にて選ばれたメンバーで構成されている。メンバー自身のゆかりのある地域に移住し、培ってきた知見を活かして地域資源を活用したコンテンツの創出や商品開発など、地域課題に対する企画のご提案などを行う。
内容は▽自己紹介▽客室乗務職について▽地域活性化の取り組み▽おもてなし講座―とし、客室乗務員のサービス要員、そして保安要員としての業務内容、また、新たなフィールドであるJALふるさとアンバサダーとして大分での地域活性化の取り組みなどを業務に対する心構えややりがいなどを交えながら、客室乗務員として長年培ってきたおもてなしの心で接客の基本である「相手を思いやる気持ちを相手に伝わるように表現すること」を中心に紹介した。