政策金融公庫がカタログ作成

全国17のワイナリーを紹介したカタログ

 日本政策金融公庫は「日本の美味しいワインカタログ」を作成した。
 山梨、愛知、岐阜、福井、岡山、広島、島根、大分の8県17のワイナリーを紹介。ホームページのアドレスとQRコードを掲載しており「商品の取り扱いを希望する場合は、気軽にワイナリーに問い合わせて下さい」と呼びかけている。
 山梨県甲州市の「甲斐ワイナリー」は、自家農園と契約農家が作るブドウの一房一房まで目配りし、納得いくブドウだけを選果しワインに仕上げる。そのため年間生産量約3万本と小規模のワイナリーだが、質にこだわったワインを提供している。
 同市の「原茂ワイン」はシャルドネ、メルロー、アルモノワールなどの品種を栽培している。低農薬かつ除草剤を使用せず、自然に近い環境でブドウを育て、十分に熟した状態で収穫。食べても美味しいと感じる完熟ブドウからワインを醸造する。
 同市の「ロリアンワイナリー」の「甲州ビンテージ・ド・ナカガワ」は、G7広島サミットのランチで提供された日本を代表するワイナリー。
 広島県福山市の「福山わいん工房」は、日本初のスパークリングワイン専門のワイナリー。JR福山駅近くの商店街にあり、訪れやすい都市型ワイナリー。
 宇佐市安心院町の「企業組合百笑一喜」が最後に紹介されている。安心院は「西日本一のブドウの団地」と呼ばれるほどブドウ栽培が盛ん。盆地特有の寒暖差から良質なブドウの産地として知られている。その安心院産のブドウを100%使用した地ワインを造っている。
 カタログを希望する人は公庫別府支店(電話25・1151)へ。