明豊は小松大谷と対戦

組み合わせ抽選会に参加した明豊
(写真は読売新聞社提供)

 第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日午後2時、大阪市内で開催され、出場49校の組み合わせが決まった。
 開幕カードは有田工(佐賀県)と滋賀学園(滋賀県)。第2試合は史上8校目の初夏連覇をめざす健大高崎(群馬県)が英明(香川県)と対戦する。2日目は春夏連覇経験校対決として大阪桐蔭(大阪府)と興南(沖縄県)が対戦する。
 選抜準優勝経験校の大分県代表の明豊(別府市)は、大会2日目の第2試合(8日午前10時35分開始予定)で、石川県代表の小松大谷と対戦する。
 明豊は、大分県大会史上初の4連覇を成し遂げ、夏の甲子園10回目の出場を決めた。県大会では第1シードとして2回戦から登場し、5試合をして全て7点以上の得点と重ね、2試合は完封。いずれも4点差以上をつけている。1試合平均得点は8・8点、1試合平均失点は2・2点。野田皇志投手と堅守で相手を最少失点に抑え、つなぐ野球で得点を重ねている。
 大会は17日間(休養日3日間含む)の予定で、暑さ対策の一環として第1日~第3日の試合を午前と夕方に分けて実施する「2部制」で開催。順当にいけば23日に決勝が行われる。選手宣誓は抽選の結果、智弁和歌山(和歌山)の辻旭陽主将に決まった。