市子連の夏休み絵画教室に50人

審査委員長の勝さんの指導で
児童らは夏の思い出を描いた

 別府市子ども会育成会連合会(阿部美幸会長)は夏休み絵画教室を4日午前9時、おひさまパーク3階の別府市南部児童館で開催し、児童50人が白い画用紙に向かった。
 阿部会長が「画家の勝先生に『こんな絵が描きたい』『こんな絵を描きたいけどどうしたらいいか分からない』など、分からないことをどんどん聞いて素敵な作品を仕上げてください」。
 絵画作品コンクール審査委員長の勝正光さんが「皆さんの描きたい絵が描けるように、お手伝いをしに来ました。私は鉛筆で絵を描いています。学校の先生というよりか、夏休みに家に遊びに来た親戚のおいちゃんみたいな感じで緊張せずに聞いてください。上手な絵ではなく、みんなの気持ちが表れている絵が見たい。描きたいことを描けるようにお手伝いしますので、チャレンジしてください」がそれぞれあいさつした。
 参加者は、窓から見える風景や夏の思い出、自分が好きな物を思い出したりスマホで調べるなどして描いた。勝さんが一人ひとりに丁寧に指導しながら、児童らは鉛筆やクレヨンなどで下書きをし、水彩絵の具、色鉛筆、クレヨンで色を塗っていった。中には下書きなしで絵の具を塗っている児童や、筆の早い児童は約2時間で4枚の絵を描いていた。
 児童らは「絵を描くのは好き」「この前見た花火を描く」などと言いながら笑顔を見せていた。
 作品審査会は24日午前10時から、優秀作品表彰式は10月6日午前10時から同所で行われる予定。