本音會が5年ぶり夏越渡御

「酷暑」に打ち勝て…本音會の夏越渡御

 酷暑の毎日、八幡朝見神社は1日から15日まで「夏越祭」を催行、本神輿渡御奉仕を50年続ける本音會(湊祐之會長)は3日午後、夏越渡御と銘打って本神輿の宮出しを行った。夏季例大祭の渡御は5年ぶりという。
 今回は本音會會員はじめ、青年団睦會、会議所青年部「郷神會」、酔宵女神輿、「白鳳会」、やよい天狗みこし、駅前通り会、大分の「若翔会」さらに、「常連」となった県立別府鶴見丘高校ラグビー部は、武生博幸教諭の指導で、有志16人が地域貢献活動の一環として特別参加。
 渡御は朝見神社北駐車場から降りてJR高架の手前で折り返し、―流石通リ―御幸橋―本殿まで約3時間30分の行程。神社近辺の各町や氏子家屋を廻り、夏場を乗り切る「元気」と、「無病息災」「家内安全」を祈念して喜ばれた。
 炎天下の気温は36度、熱中症対策をしっかり備えてはいるが、流れ出る滝のような汗をふきふき「素意地!」「ソイヤ!」のかけ声は天を衝く勢いで、地元民や走行中の車両からも熱い視線が注がれていた。
 渡御統制にあたった湊會長は「皆さんの喜ばれた顔がたまりません。多くの仲間と支えあいながらふるさと別府の発展のために頑張ります」とニッコリ。