海地獄で人気の大鬼蓮乗り始まる

大鬼蓮に乗って極楽気分を楽しんだ

 べっぷ地獄めぐりの海地獄で13日から、恒例の大鬼蓮乗りが行われている。
 大鬼蓮は、南米のアマゾン川流域に生息しており、大きくなると2㍍以上になる。大きく育った蓮の葉の上に体重20㌔㌘までの子どもに乗ってもらい、「地獄で極楽気分」を楽しめると毎年、多くの人が訪れて人気のイベント。
 今年も池の上にプカプカと浮かぶ葉に多くの子どもたちが列をなした。大鬼蓮の上に乗ると、笑顔でピースサインをしたりした子がいた一方で、怖くて泣きだしてしまい、大鬼蓮に乗ることを拒む子もいた。
 家族4人で観光旅行に訪れていた田中遼斗さん(5)とこの日が誕生日という陽葵さん(4)は偶然イベントを知って、参加したという。2人とも「楽しかった」と話した。
 大鬼蓮乗りは、15日まで行われる予定。