インターハイ水泳競技大会飛込終了

高飛込で見事優勝した玉井選手
惜しくも4位となった
翔青の池辺選手

 ありがとうを強さに変えて北部九州総体2024の令和6年度全国高等学校総合体育会(インターハイ)、第92回日本高等学校選手権水泳競技大会の飛込が20日、別府市営青山プールで行われ、17日から続いた熱い戦いが終了した。
 最終日は、高飛込が行われ、大分県立別府翔青高校の池辺寛人選手や先日閉会したパリ五輪の銀メダリスト玉井陸斗選手(兵庫県・須磨学園高校)ら12人が決勝に進んだ。玉井選手は、銀メダリストの実力をみせ、インターハイ2度目の優勝を飾った。試合終了後、玉井選手は「安定した演技ができていた。疲れてくるような場面でも、自分らしく演技ができた」と振り返った。
 池辺選手は、順調に得点を重ねたものの、最終の9本目で大きな水しぶきをあげてしまい、表彰台にあと一歩届かず、4位となった。試合終了後、大会を振り返り「悔しい。大事な場面で決めきれなかった」としながらも「地元での大会で、結果を出さなければというプレッシャーもあった。その中でも試合を楽しみながらできたので、よい経験となった」と最後は笑顔もみられた。
 閉会式では、学校対抗の上位3チームの表彰式があった。男子は、石川県の小松大谷高校が4連覇を果たした。2位は高知県の高知商業高校、3位は新潟県の帝京長岡高校。
 女子は、茨城県の常総学院高校が優勝。2位は高知県の土佐塾高校、3位は千葉県の幕張総合高校だった。
 試合終了後、選手たちは一緒に写真を撮るなど、交流を深めていた。