大分県は21日、マイコプラズマ肺炎の流行が続いており、12~18日にかけての1週間で県内11の定点医療機関から22人の患者の報告あり、最多を記録した2016年7月下旬から8月上旬に並んだと発表した。
患者の報告は、前週から2人増え、増加傾向が続いている。大分県が独自に調査した県内36の小児科医療機関からの報告は、122人を確認。前週からは7人減少している。
6~12歳がかかることが多いとされているが、成人でも感染する。飛沫や接触で感染する呼吸器感染症で、潜伏期間が長く、発症すると頭痛や発熱、倦怠感などの症状が現れる。まれに重症化するケースもある。
うがいや手洗い、場面に応じたマスクの着用などにより、しっかりと予防することが重要となる。