大分県立歴史博物館の出前授業

講師の佐藤千愛・同博物館
企画普及課研究員の指導で埴輪を作った

 宇佐市にある大分県立歴史博物館の出前授業が28日午前10時50分、別府市立東山小学校で開催され、同小38人が参加した。
 県立歴史博物館は、大分県の文化財保護研究センターとして活動し文化財愛護思想の高揚につとめ、県民のみならず大分県を訪れる人々に歴史や文化を学習する場を提供している。小中学校や高校からの依頼を受けて出目授業を事業として行っている。
 講師は、佐藤千愛・同博物館企画普及課研究員。
 初めに、県立歴史博物館の歴史や設立場所、古墳とはにわについて述べた。またはにわの作り方の説明では「今は1日から1週間、乾かして完成となりますが、昔は焼いていました」と言うと、児童は驚いていた。実際に児童は粘土を使って、はにわを作った。
 休憩後、引き続き児童は「思ったより簡単」「面白い」などと言いながら「はにわ」を作り、思い思いの作品が出来上がった。