リアルRPG「ドリームクエスト」

20人以上が参加したドリームクエスト

 株式会社ドリームクエスト(藤直道代表取締役社長)主催の「ドリームクエストin別府~地獄の怪獣と上人の秘密~」が28日午後2時、鉄輪の大谷公園など鉄輪温泉街で開催され、20人以上が参加した。
 同クエストは、参加者がリアルの世界でロールプレイングゲーム(RPG)の主人公となり、平和を乱す魔物討伐の冒険に出かける街歩き型イベント。
 参加者は4人1組のパーティーを組み、ゲームの登場人物の村人などと会話や魔物討伐することでストーリーを攻略する。
 台風10号の影響から雨天の中、参加者は大谷公園で受付を済ませるとランダムに職業カードが4枚入った封筒を選んだ。そしてパーティー4人の職業「戦士」「盗賊」「魔法使い」「僧侶」が書かれた紙が入っており、自分たちが演じる職業を選んだ。ランダムで入っているため、職業が重複しており、途中「転職」をする場所もある。
 開会式で藤会長が「足元が悪い中、参加していただき、ありがとうございます。いろんな人たちで組んでいますので、コミュニケーションを取って仲良くプレーしていただければと思います」とあいさつし、クエストがスタート。オープニングアクトでは、大怪獣ブゴンが出現し、流れを説明していたスタッフを襲い逃走。各パーティーは村人に話しかけながら情報を集め、魔物と対決しレベルを上げて最終目的の魔王討伐を倒すための旅に出た。
 冒険時間は3時間で、鉄輪温泉の歴史や景観を楽しみながら、パーティーと相談して楽しんだ。